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アートメイク看護師に向いているのはどんな人?資格や特徴、求められるスキルとは?【現役美容看護師が解説】

こんにちは。

現役美容看護師のまなみです。

最近、美容看護師業界でも「アートメイク」という言葉をよく聞くようになりました。

私の友人も何人か美容クリニックからアートメイクスクールに通い、アートメイクができるクリニックに転職しています。

ただ、実際に話を聞いてみると、「イメージと違った」という点もいくつかあるようです。

そこでこの記事では私が友人から聞いたアートメイク看護師に向いている人の特徴について、友人から聞いたお話をもとに解説してみようと思います。

アートメイク看護師に向いている人の特徴

1. 美容医療に興味がある人

アートメイク看護師に適している人の一番の特徴は、美容医療への深い興味です。美容医療は、人の外見を変えることによって、内面の自信を高めることができる素晴らしい分野です。この仕事に携わるためには、美容医療の最新の動向を知り、常に学び続ける意欲が必要です。美容に関する知識はもちろん、医療面での知識も重要になってきます。

そのため、ただ「なんとなく稼げそう」という気持ちだけでアートメイク看護師になろうとしている人にはお勧めしません。

2. 細かい作業が得意な人

アートメイクは非常に繊細な作業が求められます。手の安定性や正確な技術は必須で、細かい作業に集中できる人に適しています。お客様の顔の一部に影響を与える仕事なので、細心の注意を払いながら作業を行う必要があります。

3. コミュニケーションが苦でない人

お客様とのコミュニケーションは、アートメイク看護師の仕事においてとても重要な役割を果たします。

施術前のヒアリングではお客様の要望を正確に理解し、お客様のイメージにあった形や色を提案することが求められます。また、施術内容の説明やアフターケアの指導など、わかりやすく丁寧なコミュニケーション能力が必要です。

この能力がないと、お客様の要望に沿わない施術をしてしまったり、説明内容に対する誤解からクレームにつながってしまいかねません。

4. 流行に敏感な人

美容業界は流行の変化が速く、常に最新のトレンドに敏感でいることが求められます。アートメイク看護師として成功するには、流行を取り入れた技術やデザインの提案ができることが大切です。お客様の要望に合わせて、最新の美容技術を提供する能力が求められます。

同僚や先輩から見て学ぶ、Youtube、Instagramから情報収集をする、セミナーに参加するなどして常に自分の中の知識をアップデートし続ける必要があります。

5. 継続力がある人

アートメイク技術は、継続して練習し、経験を積むことで向上します。長期にわたって努力し続けるこ必要があります。技術習得だけでなく、お客様との関係構築やセルフプロデュース等様々なスキルが求められるため、コツコツと努力できる継続力が必要です。

6. SNS慣れしている人

現代の美容業界において、SNSは非常に重要なツールです。自分の技術やお客様の声をSNSで発信し、顧客を増やせるか否かは非常に重要な要素です。また、最新の美容情報を得るためにもSNSは役立ちます。SNSを活用して情報発信ができる人は、アートメイク看護師としての成功に一歩近づくことができるでしょう。

7. 新しいことにチャレンジするのが得意な人

美容医療の分野は常に進化しています。新しい薬剤や新しい機械、トレンドに柔軟に対応し、チャレンジする姿勢が必要です。新しい技術の習得や、未知の分野への挑戦を楽しめる人は、アートメイク看護師にとても向いています。

お客様を自分で接客したり、SNSでの集客やセルフプロデュースをしたりなど、これまで経験してこなかったような業務にも取り組むことになります。病院からの転職の看護師は驚くかもしれませんね。

このように、施術だけではない幅広い分野の仕事に対して未経験であっても積極的に取り組める姿勢はアートメイク看護師に向いているといえます。

8. 独立もいずれしたいと思っている人

アートメイク看護師は、独立して自分のサロンを持つことも可能です。ビジネスマインドを持ち、自らのキャリアを築き上げたいと考える人には最適な職業です。もちろん、簡単な道のりではありませんが、自分の力量次第で成功できる職業といえるでしょう。

アートメイク看護師に向いていない人の特徴

1. 手先が不器用な人

アートメイクは非常に繊細な手作業を要します。手先が不器用で、細かい作業が得意でない人は、アートメイク看護師としての業務に苦労する可能性があります。正確で美しい仕上がりを求められるため、手先の器用さと緻密な作業が不可欠です。

2. コミュニケーションが不得意な人

アートメイク看護師は、お客様との密接なコミュニケーションが必要な職業です。

例えば、お客様の要望をヒアリング、施術中に雑談、施術後のアフターケア、クレーム対応等、様々な場面でコミュニケーションをする機会があります。

コミュニケーションが不得意な人は、お客様の要望を理解したり、施術に関する安心感を提供したりすることが難しくなります。コミュニケーションスキルは、この仕事において非常に重要な要素です。

3. ストレス耐性やメンタルの強さに自信がない人

美容医療の現場は時に高いストレスが伴います。お客様の期待に応えるプレッシャーや、繊細な作業の緊張感など、メンタルの強さが求められます。また、クリニックによっては給与体系が成果報酬のケースもあるため、売上目標に対する責任を負うこともあります。

ストレス耐性が低い、またはメンタル的に不安定な人は、この職業での仕事に苦労するかもしれません。

4. 継続力がない人

アートメイクの技術は長い時間をかけて磨く必要があります。

業界があたらしいことや、流行りすたりがあることから、これまでの経験や一度勉強したことがすぐに陳腐化しやすい傾向にあります。

継続力がなく、すぐにあきらめてしまう人は、技術の向上やキャリアの構築において困難を感じることがあります。長期的な努力と継続的な学習が求められる仕事です。

5. なんとなく稼げそうだからと思っている人

アートメイク看護師として成功するには、単に稼ぎたいという動機だけでは不十分です。美容に対する情熱や、お客様への真摯な姿勢がなければ、長期的にこの分野で活躍するのは難しいでしょう。真の専門家として認められるためには、深い専門知識と技術、そして献身的な姿勢が必要です。

6. 仕事を自分のペースで休みたい

アートメイク看護師は、お客様のスケジュールに合わせて働く必要があります。自分の都合だけで休むことは難しく、特に独立してサロンを運営する場合、自分以外にスタッフを雇ってシフトを組むなどしない限り、安定した収入を得ることは難しいでしょう。

自分のペースで自由に休みたいと考える人には、この職業は合わないかもしれません。

アートメイク看護師に必要な資格やスキル

看護師資格が必要

アートメイクはタトゥーと異なり医療行為に該当するため、アートメイク看護師になるためには、まず看護師資格の取得が必要です。

なお、厳密にいうと、看護師であっても「医師が常駐している医療機関で、医師の監督下・指導下の下で施術を行う場合」に限られます。

そのため、看護師資格を取得し、医師が常駐しているクリニックに就職することでアートメイク看護師になることができます。

デザイン・メイクスキル

前述の通り、アートメイク看護師は、医療技術だけでなく、高度なデザイン・メイクスキルも必要とされます。顔の形や肌の色、個人の特徴に合わせたアートメイクのデザイン能力は、患者さんの満足度を高めるために重要です。このスキルは専門的な研修や実践を通じて習得し、継続的に更新していく必要があります。

コミュニケーションスキル

こちらも冒頭の章で記載した通り、アートメイク看護師として成功するためには、優れたコミュニケーションスキルが不可欠です。患者さんの要望を理解し、不安を和らげるための対話能力、施術の説明やアフターケアの指導など、患者さんと信頼関係を築くためには、効果的なコミュニケーションが求められます。

このスキルがないと、いくら優れた施術スキルがあっても、お客様の満足度を損なってしまうため、リピートを得られない、トラブルが増える等の理由で苦労するでしょう。

SNSマーケティングスキル

現代の美容業界では、SNSを利用したマーケティングスキルが非常に重要になっています。自身の施術例や技術をSNS上で効果的に発信し、新規顧客の獲得やブランドイメージの構築を行うことができます。SNSを活用した情報発信やマーケティングの技術は、アートメイク看護師としての競争力を高めるために必要なスキルです。

まとめ

この記事ではアートメイク看護師に向いている人の特徴や求められるスキル、資格について詳しく説明しました。

アートメイク看護師は、自分次第で新しいチャレンジの機会が多く、高給取りにもなれる可能性のある非常に魅力的な仕事です。

一方で、キラキラしたイメージとは裏腹に、地道な努力が求められる上に責任も大きい大変な仕事です。

アートメイク看護師に少しでも興味を持っている方は、ぜひwebの情報収集だけにとどまらず、転職サイトに登録してセミナーに参加してみるなど、生の情報を聞きに行ってみてはいかがでしょうか。

私もそうでしたが、実際の業界の中にいる人、現役で仕事をしている人のお話を聞くこと以上に勝る情報収集はありません。

この記事があなたの参考に少しでもなれば幸いです。

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